結婚式にふさわしい革靴
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結婚式にふさわしい革靴
UPDATE 2022.5.30
新郎新婦にとって人生の一大イベントである結婚式。
そんなハレの日にふさわしい革靴の選び方を解説します。
1.結婚式に履く靴の選び方
結婚式は新郎新婦にとって一世一代の舞台です。参列するにあたり、何が正解で何が失礼にあたるのか。何を着て、そしてどんな靴を選ぶべきか、あれこれ悩むのもうなずけます。
しかしポイントさえ抑えれば、実は難しいことはありません。結婚式の場合、ご存じのように服装には決まりがありますから、その決まりに応じた靴を選べばよいのです。ここでは結婚式の代表的な服装である、正礼装、準礼装、略礼装での靴の選び方を解説します。
◆正礼装
正礼装は、新郎や新郎新婦の父親、主賓が着用します。昼はモーニングコート、夜は燕尾服やタキシードですね。
モーニングコートには「黒の内羽根ストレートチップ」か「黒のプレーントゥ」を選びます。燕尾服やタキシードには「オペラパンプス」または「エナメル内羽根プレーントゥ」を選びましょう。ただ、オペラパンプスは、日本ではあまり履く機会がないかもしれません。この場合、ストレートチップで代用しても問題ないでしょう。
◆準礼装
新郎や新郎新婦の父親、主賓、あるいは親族が着用します。昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードやブラックスーツです。靴も正礼装に準じますが、夜の場合、オペラパンプスではややフォーマル度が過ぎるかもしれません。紐革靴の、黒の内羽根ストレートチップやプレーントゥを選びましょう。
◆略礼装
結婚式の参列者が着用するのが略礼装です。黒やネイビー、ダークグレーのスーツを着用し、足下は黒の紐革靴を選びましょう。場面によっては「モンクストラップ」や、ダークブラウンの靴も選択肢に入ります。
◆結婚式の二次会では
二次会も黒の紐革靴が間違いありません。しかし、略礼装を着用しつつも、友人同士が集まるやや砕けた場面では、華のある靴のほうが、気が利いているかもしれませんね。モンクストラップや穴飾りのついたブローグシューズなどもおすすめです。
◆新郎新婦をお祝いするための靴を選ぶ
靴を選ぶための要素にはデザインや色、素材などがありますが、何よりも「その場にふさわしいか」また「相手にどう見られるか」を意識しましょう。
特に結婚式の場合、新郎新婦をお祝いするための靴を選ぶ、ということを忘れてはなりません。これは社会的なマナーと言っても過言ではないのです。
◆革靴のデザインと歴史
ここまでをまとめると、結婚式には黒の紐革靴、それも「黒の内羽根ストレートチップまたはプレーントゥ」を選べば間違いないことが、分かっていただけたかと思います。これには、革靴の歴史に裏付けされた理由があるのです。
現在の紳士靴の基本スタイルは、20世紀の初〜中期のイギリスで確立されたといわれています。歴史の中でさまざまな靴が生まれてきましたが、典型的なデザインが生き残り、現代に受け継がれてきました。そのデザインによってフォーマル度が決まりますから、シーンに適した典型デザインを選べばよいのです。以下は、紳士靴の代表的なデザインです。
・オペラパンプス:ドレスシューズの最高峰(ただし、履く機会は少ないでしょう)
・ストレートチップ:黒の内羽根は、一般的に履かれる革靴でもっともフォーマル
・プレーントゥ:色やデザインに注意すれば、幅広い場面で履けます
・モンクストラップ:金具がややカジュアルな印象。パーティーなどのドレッシーな装いに
・ブローグ:農作業などに履かれたカントリーシューズの流れをくむ。
カジュアル・スポーティーな印象。穴飾りが華やかで、パーティーなどに
・Uチップ・Vチップ:甲にモカステッチが入ると、カジュアルな雰囲気が強くなる
・ローファー:「怠け者」という意味。スニーカーに近いカジュアルシューズ
さらに外羽根より内羽根が、明るい色より黒に近い色がよりフォーマル度が高いとされます。結婚式では最上級のフォーマルが求められますから、必然的に黒の内羽根ストレートチップ、またはプレーントゥ、特定の場面ではオペラパンプスを選ぶことになるのです。
2.結婚式に向かない靴・デザイン
◆フォーマル度の低い靴
ここまで述べたように、結婚式の服装には決まりがあり、革靴はデザインによってフォーマル度が決まります。最上級のフォーマルが求められる結婚式において、そぐわない靴は選ぶべきではありません。極端ですが、モーニングコートにローファーを合わせると、もはや礼装の用をなさないのです。
◆ロングポイントやデザイン過剰な靴
フォーマルな装いに合わない、デザイン過剰な靴も避けましょう。結婚式の服装は、新郎新婦を盛り立て、お祝いするためのものです。自分の好きな靴を履く場面ではありません。礼装のマナーにあった靴を履くことが、何よりも求められるのです。
◆清潔感に欠ける靴
言うまでもありませんが、手入れがされていない靴や、かかとが極度にすり減っている靴はいただけません。靴と身だしなみのフォーマル度は密接に関係しています。ジャケット、シャツ、ネクタイを決めても、最後の仕上げである靴が汚れていては、全てがふいになるのです。
3.TALLSHOESのおすすめ革靴
新郎や新郎新婦の父親、主賓向け
当店オリジナルの本革・8cmUP内羽根ストレートチップ。
ヒール感が分かりにくい美しいディテールで格調高い自然な見た目を演出。
事前に履き慣らして当日お使い頂くと自然な足運びになり、より周りに気付かれにくくなります。
商品番号:tsk8-1
価格:23,800 円(税込)
本革・エナメル加工の7cmUP内羽根プレーントゥ。
光沢感が足元を際立たせてくれるので、華やかな場面で活躍する一足です。
商品番号:en33
価格:21,800 円(税込)
当店オリジナルの6cmUP内羽根ストレートチップ。
ソールも何度も交換して半永久的に履き続けることができる「グッドイヤーウェルト製法」で作られているので、結婚式後も記憶に残る一足として長くご愛用頂けます。
商品番号:h303
価格:38,280 円(税込)
参列者向け
高機能な6cmUPの本革・内羽根ストレートチップ。
甲革部分の撥水加工により雨の日の結婚式でも快適にお履き頂けます。
中敷きはクッション性に優れている素材を使用しているので、長時間履いていても疲れにくいのがポイント。
商品番号:AN4616ブラック
価格:16,280 円(税込)
高級紳士靴メーカー「madras(マドラス)」による履きやすさを重視したブランド「 MODELLO(モデロ)」の別注アイテム。5cmUPでさりげなくスタイルを底上げしてくれる一足です。
商品番号:dm613blk
価格:22,800 円(税込)
結婚式の二次会向け
当店オリジナルの8cmUP内羽根ストレートチップ。
しっかりとスタイルアップするので今まで着ていたスーツも見違えます。
普段のビジネスシーンから特別な日までデイリーにご愛用頂けるビジネスシューズです。
商品番号:tm8001-8cmdbr
価格:11,000 円(税込)
7cmUPのシングルモンクストラップシューズ。
ベーシックなストラップのデザインが、お祝いシーンでのおしゃれな足元の演出に最適な一足です。
商品番号:KK1-110
価格:13,800 円(税込)
人気YouTubeチャンネル「MBチャンネル」で紹介された、当店人気シリー ズの7cmUPダブルモンクストラップシューズ。
柔らかい質感が特徴のブラッシュド・カーフの生地が、足元をドレッシーな印象に魅せます。
商品番号:JP13560BLK
価格:22,800 円(税込)
ビジネスシューズのサイズの選び方
●スニーカーサイズから「1.0〜1.5cm」を引いたサイズがオススメ
革靴はスニーカーよりも大きく作られているため、おみ足に合うサイズ表記が異なります。
初めて革靴を購入される場合は、お手元のスニーカーサイズから「1.0〜1.5cm」を引いたサイズを目安にお選びください。
例)普段履くスニーカーのサイズは「26.0cm」
→目安サイズは「25.0cm〜24.5cm」
●ビジネスシューズ独特の「捨て寸」と呼ばれるつま先の空間に注意!
ビジネスシューズには「捨て寸」と呼ばれるつま先部分の空間がございます。
捨て寸の空間を超えて先端に指が当たる場合はサイズが小さい為、おみ足に合っていないということになります。
※ビジネスシューズの種類(靴の先が尖っているか丸いか等)によっても、この捨て寸のサイズは異なります。
試着してご確認ください。
※年齢や体重等により、足囲が変わることもありますので、定期的にサイズやワイズをご確認ください。
また左右の足でも大きさが異なる方も多いです。
サイズを選ぶ際には大きい方の足を基準にお考えください。
●ご試着の際は足のむくみやすい夕方ごろがおススメ
ご試着の際は足のむくみやすい夕方ごろがおススメです。
当日履く靴下と靴べらをご用意の上、ご試着ください。
靴の試着チェックポイント
- □つま先に余裕があるか
- □甲周りがフィットしているか
- □くるぶしが履き口に当たって痛くないか
- □アキレス腱が履き口に当たって痛くないか
- □かかとのカーブがフィットしているか
- □土踏まずが靴の内底にフィットしているか
●幅広・甲高の方は、「外羽根式」の紐靴がオススメ
ワイズ3E、4Eの方、甲高または甲周りが大きめの方は、紐で調節できる外羽根式の靴がオススメです。
サイズ交換をご希望の場合は
ご購入商品の返品、サイズ交換をご希望の場合は商品到着後1週間以内に必ず当店までご連絡ください。
※1週間以内にご連絡が無い場合は、返品・交換ともに受付できかねますのでご注意ください。